28日、上福岡歴史民俗資料館で、綾の会の皆さんに教わりながら裂織(さきおり)に挑戦。出来上がった布は今日にも郵送してくれるとのこと。楽しみです。
裂織で伝えるふじみ野の歴史(大井村役場庁舎と火工廠・給水塔)
会場には、国登録有形文化財(平成14年2月)に指定されている昭和12年に建設された大井村役場庁舎を織り上げたタペストリーが展示されていました。参考にした油彩画も元にした原画も展示されていました。
代表の方の説明では、市役所に寄贈された原画を借りるにあたり作者を尋ねたところ、合併時に大井・上福岡の資料を整理する中で行方不明になり、作者名がわからなくなってしまったとのこと。
油彩画は、昭和47年、大井町役場が新庁舎として落成した時に寄贈されたということで、画中に「‘72 茂」のサインがあります。
代表の方の説明では、いろいろ調べたが、作者名がわからないとのこと。足立も調べてみましたが、合併時の資料整理の中で、寄贈関係の資料が不明になり、今日に至っているようです。絵画の脇に「作者名を知ることが出来ませんでした。ご連絡は、上福岡歴史民俗資料館、又は大井郷土資料館まで」とありました。
階段に展示されていたのは、上福岡・火工廠時代の給水塔。
平成時代まで上福岡市民に水を供給していた給水塔。浄水場拡張の際に国に返還することになり、戦争遺跡として存続させる署名運動も広がりました。しかし、当時の武藤市政が不要と判断したことから、跡地にはマンションが建っています。