2日午前2時頃、水宮で発生した火災では、2棟が全焼、1棟が半焼、3棟が部分焼となり2名の方が亡くなられました。
朝7時のラジオニュースで火災を知った足立は自転車を飛ばし現場に行ってみると、燃え落ちた住宅の2階からまだ煙が上がり、多数の消防車が消火活動中でした。
午後、連絡が取れた被災した方から、「市役所が、身を寄せることができる処に案内してくれたが、一週間で出なくてはならない。4人家族で自営業ができる住宅をすぐには見つけられない」と不安そうな声で相談が寄せられました。正月明けの4日、市役所の業務が始まる時間に、当事者の方と福祉課に相談に行きました。
担当課との話の中で、被災者の方が案内された場所は、当座の寝起きのための大井中央防災倉庫2階の空きスペースで、居住は一週間の期限であるものの、住宅確保のための期間として一か月まで延長できることが分かりました。
被災者の不安に応えるために調べてみると、ふじみ野市で火災に遭った場合、入間東部消防本部が発行する被災者証明書を示し、災害見舞金の支給や各種税金の減免を受けられること、火災ゴミ処分は普通ゴミではないので環境課に相談することなどが決まっていました。
また、火災現場周辺の方から寄せられた「燃え残ったトタンなどが強風で飛ばされると危険。どうにかしてほしい」という相談に、足立は消防分署に申し入れ、警防活動として対応してもらうことになりました。