新田集会所から江川緑道に向かう途中、黒い土から顔を出す黄色い固まり―福寿草を見つけました。都市化され、畑や野原など土の部分が減ってくると、自然の中に咲く福寿草は貴重です。
ペーパー・ハーティーネットno.439で紹介した姫立金花と同じ、キンポウゲの仲間の福寿草は、日本では名前の通り「幸せを招く」「永久の幸福」という花言葉を持つおうです。一方、西洋では、ギリシア神話でイノシシに殺された美少年アドニスが学名の由来であることから、「悲しい想い出」が知られているとか。
ゴボウのような根は、強心作用、利尿作用があるものの、毒性が強いので一般人の利用は危険だそうです。
くれぐれもご用心を。