大きく伸びた枝に、桜のような白い花が咲いています。訪問したお宅で「李(スモモ)」と教わり、調べてみました。
中国原産の李の花は、桜と同じバラ科ですが、桜のように花びらの先が割れていないので見分けることができます。
実の酸味が強いことから「酢桃」になり、それが漢名の「李」の訓読みになったようです。「すっぱい桃」が「スモモ」になったとも。「プラム」「ソルダム」と呼ばれる店が、先に並んでいます。
李にまつわる諺といえば「李下に冠を正さず」。この諺から、「誤解」「困難」という花言葉が生まれたと言われています。